中学、高校生の筋力、敏しょう性がこの10年間で上向いたことが、文部科学省が12日に公表した2007年度体力・運動能力調査で分かった。ピークだった1980年代よりは低水準だが、小学生を含め低下傾向にあった体力の下げ止まりが明確になってきた。
調査は昨年5-10月に実施し、全国の6-79歳の約7万800人が参加。種目、対象年齢を見直してから10回目だった。協力した順天堂大の青木純一郎特任教授は「中学生は運動の効果が表れやすい時期。積極的で科学的な体力づくりが行われるようになったことが裏付けられたのでは」と指摘する。
文科省の分析によると、19歳以下の10年間の傾向では、上体起こし(腹筋運動30秒)、反復横跳びなどが改善。50メートル走、ボール投げはおおむね横ばいで、立ち幅跳びがやや低下した。合計点は、小学生で大きな変化は見られないが、中高生は緩やかに上昇した。(時事通信)
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